読書・文学

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ヴァージニア・ウルフ「オーランド―」(1928)/不運で始めて幸運で終える

10月の激務のご褒美的で9連休。といっても職務上完全に休む訳にはいかず、1日1~2時間は仕事をしているのだけれども。ただこのまとまった休みれがちっとも思ったとおりに過ごせず、その散々な1日が今週の月曜だった。三菱一号館美術館に行ったら休館、...
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夏目漱石「門」(1910)/悟れないと知ることが悟ることの第一歩

今の会社に入って前職以上に感じるのが自分のいたらなさ。英語力はもちろん、ロジカルに持論を展開する能力だったり、ちょっと足りてない、役不足だと感じることがある。思えば文章を書く行為についても、最近は「自分の文章のここがよくない」ということを最...
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ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟Ⅰ」(1880)/「今」の行き着く先にもっといい世界があればいい

今日は保育園が縁で知り合ったおうちの子を我が家にお呼びし、その後公園へ。相手の子もうちの子も本当に楽しそうで、こうやって家を行き来する友達ができてよかったなあと思った。ランチ後に向かった先はつい先日も行った旧前田公爵邸がある駒場公園。ここは...
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ワシントン・アーヴィング「スケッチブック」(1820)/東京と地方の、そして19世紀の格差の話

この日は前から予約していた近くの民間学童の説明会へ。せっかちなのでいつか必要になるなら早めに知りたい。そういえば、中学受験で人気の塾、SAPIXにも子が0歳の時に見学に行ったのだった。今回行った学童は、私が知る限り、そこまでラグジュアリーな...
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鴨長明「方丈記」(1212)/ 比較して得る幸せ

彼と私は違うところが多くあるのだけど、そのうちのひとつが「比較」の頻度だと思う。私は昔から自分の状態を何かと比較する傾向があって、彼にはあまりそれがない。「比較」の悪い点は自分でもよく分かっている。それはまず比べられた方が非常に嫌な気分がす...
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ワシントン・アーヴィング「スケッチブック」(1820)/後悔しないためにできること

夫が3日間高熱を出した。2晩目にいたっては熱が下がらないどころか41度を記録。ワクチン2回摂取済、パルスオキシメーターの値は98で正常、味覚に異常なし。喉が猛烈に痛いと言っていることから咽頭炎だとは思っても、41度の数字をみてからはたまらず...
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「ドライブ•マイ•カー」感想/世の中捨てたもんじゃないと思った、その理由 ※ネタバレあり

新しい映画、しかも邦画、はなるべくみないようにしているにも関わらず「ドライブ•マイ•カー」を観ることにしたのは、周囲の評判が恐ろしくいいこと、最近なにかと縁がある村上春樹原作ということ、何より上映時間が3時間ということにあった。いまどき3時...
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アントニオ・タブッキ「インド夜想曲」、そして「マドラス行きの列車」のこと

今年に入ってから100冊以上の本を、20本以上の映画を手に取って気づいたことがある。それは読んでからしばらく頭に残る作品がある一方、手にとったことすら記憶から消える作品があるということ。そして残念ながらしばらく頭に残る作品というのは、思って...
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渋谷の月

果たされなかった約束を供養するために街へ出る。渋谷で月をみるならセルリアンタワーのベロビスト、そう思っていたのに今はアルコールを出さないだけでなく19時で閉店という。やるせない2021年、お月見日和。地上40階、187mを上ってすぐ下りる。...
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アラン「幸福論」/自分の背骨になる言葉

何かあった際に自分を支える、まるで背骨のような言葉がある。私にとってそれは、ある時は漫画「スラムダンク」の「諦めたらそこで試合終了だよ」という言葉。ある時はおそらく自分で紡いだ「未来のために今を犠牲にしない」という言葉。そして今回、アランと...