2021-01

読書・文学

41/100 伊集院静「大人の流儀」/人には、本当に、それぞれの事情

「赤信号を渡ってはいけない」そんな聞き慣れた言葉でさえも、たとえば近親者を事故で亡くした方が言葉にすると、重みは違う。伊集院静「大人の流儀」でいちばん印象に残ったのは、白血病で亡くなった彼の妻、夏目雅子が亡くなった日のことを綴った一節だ。「...
読書・文学

40/100 レヴィ=ストロース「野生の思考」/if もしもがない世界

すべての人間において平等なルール、それはいつか死ぬこと、人生の後戻りはできないこと。十分理解しているのに、それでも時々、if もしもを考えてしまうことがある。大学を途中で変わったこと、離婚したこと、そして安定した大きな会社を辞める決断をした...
読書・文学

39/100 フランソワ•ジャコブ「可能世界と現実世界」/ブリコラージュな生き方

「友達」は時に自分だけだったらとても辿りつかない世界への接点をひょいと与えてくれる。今回全く手に取ることを想定していない本に出会うにいたったのは、私の大切な友人兼コーチの譲さんから紹介されたのがキッカケだ。それがとても興味深い本で色々考えさ...
子育て

成長の記録(2歳7ヶ月)

気がつけば子がいつから歩いたのか喋り始めたのか記憶があやふや、、SNSに残した(はず)ものの、調べるのが困難なこともあって、2021年からは毎月成長の記録をすることに。ついでにこれから育てる方の参考になれば幸いです!身長体重大きめで、現在9...
読書・文学

38/100 谷崎潤一郎「陰翳礼讃」/陰があるが故の光

新年に手に取る本、訪れる場所にはどうしても「縁起」を担ぎたくなる。2021年、執筆業を再開し、そしてメディアに出ても後悔しないように、綺麗になりたい私が手に取った本は、ノーベル文学賞候補に何度もあがった谷崎潤一郎の名エッセイ「陰翳礼讃」、ひ...