2017-04

読書・文学

池澤夏樹「夏の朝の成層圏」/小説を読む人の特権

先日参加している勉強会「コルクラボ」で読書会があった。第3回目の題材は小説。古典・エッセイが題材だったそれまでと比べて、参加者がとても少なかった。参加者が少ない分、深い話ができたのはよかった。ただ、小説を読む、ということが多くの人にとって、...
音楽

Owl City”Fireflies”/「過去」に無駄なんて何ひとつないこと

Owl Cityというアーティストがいる。カーリー・レイ・ジャプセンとコラボした"Good Times”はCM曲にもなったから、知っている人も多いんじゃないか。 彼の「過去」は決して順風満帆じゃない。小中高といじめにあった内気な青年。写真家...
読書・文学

岩井俊二「Love Letter」/「はじめて」は貴重だということ

先日、昨年の大ヒット映画「君の名は」のプロデューサー、川村元気さんのお話を聞く機会があり、そこでここ半年ずっと知りたかったことの答えが分かった。それは「川村元気はいつ、新海誠を知ったのか」ということ。というのも、私は「君の名は」の監督、新海...
読書・文学

田中圭一「うつヌケ」/もし今度うつの人に出会ったら。

機会があって「うつヌケ」をいただいた。「うつヌケ」とは、鬱病を患った人がどのようにその状態を抜けたかがまとめられた、ノンフィクションのコミックス本。筋肉少女帯の大槻ケンジや、作家の内田樹といった、著名人の「うつヌケ」についてもまとめられてい...