考えごと・人生

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理想の老後

前に働いていた会社の縁で、ピアノ弾き同士が集まる会がある。そのメンバーのひとりが、他の弾きあい会にも精力的に参加していて、さまざまな会場のピアノを弾く様子をSNSでいつも楽しそうに発信している。私はそれを見るたび、刺激をもらっていた。そんな...
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スリーピーホロウと馴染めない場所の話

19世紀に書かれたアーヴィングのスケッチブックを読んだ。この本、冒頭のアメリカからヨーロッパに向かう旅の描写がすごく素敵だし、イギリス各地を巡った時の感想もいい。当時のイギリスの様子がとてもリアルに伝わってくる良書だと思う。今回、上下巻含め...
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花の終わったチューリップとそれからも続く人生の話

植物を育てることには、引越しのたびに興味が湧く。前の結婚で暮らした家でも、自分名義で買った初めてのマンションでも。が、残念ながら枯らしてしまうことが多く、そして子を産んでからはすっかりと諦めてしまっていた。再び育ててみようという気になったの...
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人生の残り時間の使い方

今年の5月で49になる私は、60歳までの過ごし方を、最近よく考える。45歳の時にピアノを再開した。きっかけは、その1年前に再開したバイオリンでそこそこの難曲が弾けるようになり、コツコツ続ければ多少の難曲は弾けるという確信を持てたことだった。...
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「アンダンテ•スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」をいつか弾くということ

今日はピティナステップという、公募発表会のような催しに出た。会場は表参道のカワイのホール、パウゼ。ステップのおかげで3回目になるこのホールのピアノは、ショパンコンクールでも多くのコンテスタントに選ばれたカワイシゲル。どんなに緊張して失敗して...
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誰もがぶつかる「壁」の話。

角野隼人さんのインタビュー記事で、ショパンコンクールでファイナルに行けず、挫折を味わったという話を見かけた。五年に一度しか開催されないそのコンクールに辿り着くには、前哨戦となるコンクールで結果を出すか、ビデオ審査を通過する必要がある。202...
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メダリスト•オン•アイス2025: 鍵山優真選手がくれた、救いと希望

先日、とても久しぶりにアイスショーを観に行った。実はフィギュアスケートには、一時期かなりハマっていて、テレビ中継があれば必ず観ていたし、ショーや試合にも何度も足を運んだ。それがここ15年ほど、ぱったりと観なくなった。理由ははっきりしている。...
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7年前の答え合わせ

マタ旅、という言葉がある。妊娠中の旅行はSNSでは非推奨とされている。ましてや海外など、と。7年前、私は妊娠6ヶ月でハワイにいた。一度目の結婚を終え、もう結婚はしない、おひとりさまで生きる──そんなエッセイを書き始めた矢先の妊娠だった。前言...
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幸せの輪郭

子どもを持ってから、悲しいニュースに触れたときの心の解像度が変わってしまった。子を失う痛みを、以前よりも鮮明に想像してしまう。今日もまた、うちの子と同い年の子が危害を受け、更に命を奪われたという記事を読んだ。胸がギュッと締めつけられ、思わず...
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別れても好きな人──ダバインディアと、新しい恋の予感──シバカリーワラ

18歳で上京してから、神楽坂、江古田、椎名町、元住吉、神泉、駒場東大前、渋谷、そして現在は池尻と、東京の西側にしか住んだことがない。その結果、山手線でいうと、内回りなら恵比寿の先、外回りなら池袋の先をどこかアウェイに感じている。思いがけず時...