読書

読書・文学

ショーペンハウアー「読書について」(1819)/100年経っても読まれる本

2021年は180冊、本を読んだ。その中で読んでよかった本ベスト5を考えてみたところ、こんな感じとなった。ボリス・ヴィアン「うたかたの日々」(1947)うたかたの日々 (光文社古典新訳文庫)夏目漱石「草枕」(1906)草枕 (岩波文庫)荒木...
読書・文学

夏目漱石「門」(1910)/悟れないと知ることが悟ることの第一歩

今の会社に入って前職以上に感じるのが自分のいたらなさ。英語力はもちろん、ロジカルに持論を展開する能力だったり、ちょっと足りてない、役不足だと感じることがある。思えば文章を書く行為についても、最近は「自分の文章のここがよくない」ということを最...
日記

2021/9/22 ハードワーク後のご褒美と、「世界」について考える習慣の話

ここ数日、ひさびさに根を詰めて仕事をした。先々週くらいまでは、朝起きて1時間、お昼休み1時間、夜寝るまで2時間くらいは読書または書き物をする生活だったのが、全て仕事の時間に充てていた。ようやく終わりがみえてきて、来週はもう少しのんびりできる...
日記

2021/9/17 フジロックに行くかも知れなかった夏とキリシタンの踏み絵の話

多くの人を感動もさせ、モヤモヤもさせたオリンピックが終わった後、オリンピック以上の不謹慎イベントとして炎上したのがフジロックだった。実は私は久しぶりに開催されるフェスにワクワクしていて、OKAMOTO’Sと上原ひろみが同日に出るなら行きたい...
読書・文学

アントニオ・タブッキ「インド夜想曲」、そして「マドラス行きの列車」のこと

今年に入ってから100冊以上の本を、20本以上の映画を手に取って気づいたことがある。それは読んでからしばらく頭に残る作品がある一方、手にとったことすら記憶から消える作品があるということ。そして残念ながらしばらく頭に残る作品というのは、思って...
日記

2021/8/18 もし歴史が繰り返すのだとしたら

2001年、アメリカがアフガニスタンに侵攻した時に言われていたことのひとつに「アメリカが組んだ北部同盟はタリバン以上にどうかと思う」というのがあって、このたび、まさにその「どうかと思う」が露呈したように思った。実際にそうなのか、を当時も今も...
日記

2021/8/16 絶対に許さない人、忘れない人

Twitterでクラスメートの女子の服にカレーの染みをつけた男子が、どんなに謝っても根にもたれていつまで経っても許してもらえなくて困っている、という話がバズっていた。私は、というと、その場でかっと怒ることはあっても、たいていの場合、怒りは持...
日記

2021/8/8 ひとつの香りには切なる祈り

台風によるなかなか圧の強い雨が降る中、美味しいハンバーガーが食べたい衝動を抑えられずバスを2本乗り継ぎ、渋谷、というには駅からかなり歩く(故にバス)レッグオンダイナーへ。ハンバーガーが好きな今のパートナーと相当あちこち食べ歩いた結果、私はこ...
日記

2021/8/4 没落していく風景

いい記事を書いてバズりたい。そう思って試行錯誤していた頃に、ああなれたらいいなあと憧れていた人たちがいた。そして当時、眩しかった人たちを2021年現在、ふいに見かけるとき、とても複雑な気分になる。その頃私はライター向けのイベントに時折顔を出...
日記

2021/8/2 娘とは違う私、私とは違う娘

子どもを育てる中で時折ハッとするのは、自分の経験に基づく先入観。人生を振り返って最もラッキーだったこと、それは父親の仕事の関係でイギリスとアメリカに1年づつ暮らす機会を得たことだ。だから娘にも、英語圏で暮らす経験をぜひプレゼントしたいと思っ...