映画

読書・文学

映画「アリゾナ・ドリーム」感想/どんな不幸や不運に見舞われても

「アリゾナ・ドリーム」は「アンダーグラウンド」で有名なエミール・クストリッツア監督の作品。出演こそジョニーデップ、フェイ・ダナウェイ、ヴィンセント・ギャロと華やかなものの、残念ながら「誰もが知る名作」ではない。それもそのはず、話がとてもわか...
映画・ドラマ

いい料理とコンテンツ、その共通点、それは~「第三夫人と髪飾り」感想(ネタバレあり)

先日彼と少々イマイチなイタリアンを食べた。美味しいか美味しくないか、でいうとそれは十分に美味しい。たとえば枝豆のフラン、風味はあるし舌触りも悪くない。ただ何口食べても印象が変わらない。メインのパスタについては「家でも食べられる味」というのが...
読書・文学

「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」/禁じられた性癖を持つということ

先日無事女の子を出産した。初めて新生児の赤ん坊の世話をして衝撃を受けたことのひとつに、4000gにも満たない体に女性器がついていることがあった。幼い子に性的興奮を覚える性癖のことをペドフィリアという。以前男性保育士に子どものおむつを変えて欲...
読書・文学

「バベットの晩餐会」/年をとる、がこんなに素敵なことだなんて

「バベットの晩餐会」を20数年ぶりにみた。「バベットの晩餐会」は1987年に制作されたデンマークの映画。その年のアカデミー賞最優秀外国語映画賞を受賞した。デンマークの片田舎に暮らすメイドのバベットは、ある日宝くじで大金を手にする。革命によっ...
読書・文学

Netflix「オクジャ」/肉を喰らふということ

「オクジャ」をみた。Netflixオリジナル配信の映像作品だ。無類の肉好きの私にとって、非常に考えさせられる作品だった。オクジャとは、ミジャという少女が飼っているスーパーピッグだ。育てやすいように遺伝子操作された、巨大な豚。何年か育てたら返...
読書・文学

映画「メッセージ」(ネタばれあり)/未来のために今を我慢しない生き方

先日旅行に行き、話題作「メッセージ」を機内でみた。SF小説の傑作といわれるテッド・チャンの短編「あなたの人生の物語」を実写化した作品だ。公開初日にFacebookで友人が絶賛していたのもあり、気にはなっていた。ただ私は、SFの世界観があまり...
読書・文学

岩井俊二「Love Letter」/「はじめて」は貴重だということ

先日、昨年の大ヒット映画「君の名は」のプロデューサー、川村元気さんのお話を聞く機会があり、そこでここ半年ずっと知りたかったことの答えが分かった。それは「川村元気はいつ、新海誠を知ったのか」ということ。というのも、私は「君の名は」の監督、新海...