小説

食・店

【シブレス#02】「神南軒」(ダイニングバー/渋谷公園通り)/世の中には2種類の男がいる。「草食」な男と「肉食」な男。

世の中には2種類の男がいる。「草食」な男と「肉食」な男。「草食」というのはたとえば目の前で女性が酔いつぶれ、無防備な姿を晒していたとして、戸惑う男だ。スカートの奥がはだけてたとしたら、何かかけてやりたいと思う。半開きの唇はそっと指先で閉じて...
食・店

【シブレス#01】麗郷(台湾料理/渋谷道玄坂)/男の「手」に欲情することが多い

男の「手」に欲情することが多い。その手で体に触れられた時、自分はどう感じるだろう、と想像する。たとえば骨がゴツゴツとして、皮膚の感触もざらついていて、爪は大きめでいびつな正方形。服はできれば荒々しく、剝ぎ取られるような形で脱がされたい、だけ...
読書・文学

池澤夏樹「夏の朝の成層圏」/小説を読む人の特権

先日参加している勉強会「コルクラボ」で読書会があった。第3回目の題材は小説。古典・エッセイが題材だったそれまでと比べて、参加者がとても少なかった。参加者が少ない分、深い話ができたのはよかった。ただ、小説を読む、ということが多くの人にとって、...