コンテンツ会議

読書・文学

40/100 レヴィ=ストロース「野生の思考」/if もしもがない世界

すべての人間において平等なルール、それはいつか死ぬこと、人生の後戻りはできないこと。十分理解しているのに、それでも時々、if もしもを考えてしまうことがある。大学を途中で変わったこと、離婚したこと、そして安定した大きな会社を辞める決断をした...
読書・文学

「ONCE ダブリンの街角で」感想(ネタばれあり)/「何ともいえない愛」の話

「ONCE ダブリンの街角で」という映画をみた。日本でも大ヒットした「はじまりのうた」を撮った、ジョン・カーニー監督の出世作。「はじまりのうた」は私も今年みた中で一、二を争う大好きな映画。劇中に流れる「Falling Slowly」という素...
映画・ドラマ

ダメな時は何をやってもダメという希望/バチェロレッテ感想(ネタバレあり)

配信解禁の午前0時から午前2時まで見続けたバチェロレッテSeason1の最終話。次の日朝730から会議だったのに、みたあとすぐに書き留めておいたことがある。バチェロレッテ・ジャパン シーズン1www.amazon.co.jp Amazon....
読書・文学

33/100 田丸久美子著「シモネッタのデカメロン」/感性の変遷と惰性、そして心の痛みについて

妊娠する前の私は不倫・三角関係なんていうねじれた性愛を取材しては文字にしていて、ライター時代の名刺にも「得意分野:婚外恋愛」なんて書くほどだった。ところが子が産まれおかあさん歴が長くなるにつれ、そういった話にあまり興味が持てなくなった。イタ...
読書・文学

29/100 エイミー・E・ハーマン著「観察力を磨く名画読解」/ 自分を変える、ひとつの方法

10代の頃からふいにとられる写真が苦手だった。原因は猫背とO脚。意識すればきちんと立てるのだけど、その集中力は「写真撮ります」と声がけされてしばらくの間しか無理。ふいにうつりこんでしまった写真をみると落ち込むから、いつからかカメラを避けるよ...
読書・文学

26/100 岡潔「春宵十話」/世界を変える方法、それは

概して今月はとてもうまくいっている。夏休みが5日あったのもあるけど、本を読んで映画を観て文章を書いて、のサイクルが回り、平日は毎日ヨガをして、時には凝った料理まで作ったりして。いいサイクルが回り始めた最初のきっかけは、よいコーチに出会ったこ...
読書・文学

「はじまりのうた」感想/後戻りできない、その一歩

「はじまりのうた」という映画を観た。落ちぶれた音楽プロデューサーと、恋人に浮気されて失意の女性シンガーが、新しいアルバムを制作するうちに人生が好転する、素敵なストーリー。映画『はじまりのうた』の感想・レビュー | Filmarksレビュー数...
読書・文学

21/100 チャールズ・ドーキンス「利己的な遺伝子」/仕事で疲弊し、そして仕事で癒される

7月後半、1泊2日の温泉旅行のために無理をしたのもあり、今の会社に入っていちばんの大仕事をしているのもあり、何だかずいぶんと疲弊した。先日の日曜の夜は、入社して初めて月曜日が憂鬱だった。寝ると明日になっちゃうなあと思いながら目を閉じ、そんな...
読書・文学

20/100 池澤夏樹著「スティル•ライフ」/自分のご機嫌を保つには

アメリカ西海岸に本社がある会社に勤めている。前職の本社は同じアメリカでも中西部のシカゴで、その時から随分と変わったのがミーティング時間だ。以前は本国と連絡を取るなら、日本時間で言うと午後10時。シカゴは午前9時で皆が出社したタイミング、だか...
読書・文学

19/100 セネカ著「生の短さについて」/変わり変わらぬ自分との対峙

先日、子が思いのほか早く寝た。時は花金、明日は休日。そこで「アマデウス」という、モーツァルトとモーツァルトの同時期に生きたサリエリの映画を観ることにした。アカデミー賞8部門受賞の3時間を超える大作。こんな機会でもなければ観きれない。映画『ア...