読書・文学

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DIE WITH ZERO 感想/「ことば」の力で世界の見え方が変わった話

時折本を読んでいると今までの自分の世界の見え方をすっかり変えてしまうような、そんな言葉に出会うことがある。私にとって、「DIE WITH ZERO」に出てくる「記憶の配当」という言葉がそれだった。「DIE WITH ZERO」の著者はトレー...
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43/100 小川洋子「ことり」/できすぎたカフェ

恵比寿から渋谷方面に自転車で、となると、明治通りに出てそこからまっすぐ行くのが近いように思うけど、その日は何となく恵比寿の五叉路から鶯谷町へ。最近、土曜の子連れランチの後は、15時までが私の自由時間。新しいカフェを開拓してそこで読書を、と思...
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42/100 山本太郎「感染症と文明」/満たされない気持ちが満たされる

2021年1月末に4年所属していたコミュニティを離れた。未来永劫いるものだと思っていたから、まだ少し残念な気持ちがあるし心細い。ただやはり未練が残るような場所からいちど離れたことで、新しい人間関係と思考が手に入った。この本もいま出入りしてい...
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41/100 伊集院静「大人の流儀」/人には、本当に、それぞれの事情

「赤信号を渡ってはいけない」そんな聞き慣れた言葉でさえも、たとえば近親者を事故で亡くした方が言葉にすると、重みは違う。伊集院静「大人の流儀」でいちばん印象に残ったのは、白血病で亡くなった彼の妻、夏目雅子が亡くなった日のことを綴った一節だ。「...
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40/100 レヴィ=ストロース「野生の思考」/if もしもがない世界

すべての人間において平等なルール、それはいつか死ぬこと、人生の後戻りはできないこと。十分理解しているのに、それでも時々、if もしもを考えてしまうことがある。大学を途中で変わったこと、離婚したこと、そして安定した大きな会社を辞める決断をした...
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39/100 フランソワ•ジャコブ「可能世界と現実世界」/ブリコラージュな生き方

「友達」は時に自分だけだったらとても辿りつかない世界への接点をひょいと与えてくれる。今回全く手に取ることを想定していない本に出会うにいたったのは、私の大切な友人兼コーチの譲さんから紹介されたのがキッカケだ。それがとても興味深い本で色々考えさ...
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38/100 谷崎潤一郎「陰翳礼讃」/陰があるが故の光

新年に手に取る本、訪れる場所にはどうしても「縁起」を担ぎたくなる。2021年、執筆業を再開し、そしてメディアに出ても後悔しないように、綺麗になりたい私が手に取った本は、ノーベル文学賞候補に何度もあがった谷崎潤一郎の名エッセイ「陰翳礼讃」、ひ...
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「ONCE ダブリンの街角で」感想(ネタばれあり)/「何ともいえない愛」の話

「ONCE ダブリンの街角で」という映画をみた。日本でも大ヒットした「はじまりのうた」を撮った、ジョン・カーニー監督の出世作。「はじまりのうた」は私も今年みた中で一、二を争う大好きな映画。劇中に流れる「Falling Slowly」という素...
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37/100 金子みすゞ著「わたしと小鳥とすずと」/俗物な自分との邂逅

ここ最近で嬉しかったことといえば、半ば諦めていたクリスマス限定の香水の予約ができたこと。このnoteを書いた際は迷っている、と思ったのだけど、朝からミーティングが続いていた予約日当日、午前中最後のミーティングが終わるや否や一切迷わず店舗に電...
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36/100 マイケル・ドリス著「朝の少女」/理想と煩悩の狭間の夜

今冬になって、洋服をガンガン捨てている。気に入ったものだけを残す、と心に決めて、一度着てみてピンとこないものは思い切ってすべて捨てる。きっかけは去年、今までの自分にしては破格の値段のアクセサリーを手に入れたこと。それは本当に悩みに悩んで、た...