makicoo

考えごと・人生

「好き」の抽象度が高いと得する話

学生時代に出版社でライターの仕事をしていた。ゆくゆくは小説家になりたくて、だから足がかりにと選んだのがライターの仕事。当時100万部近く売れていた雑誌に携わっていて、手がけた記事も読者アンケートで上位を取った。ただ、どうもやっていることと夢...
考えごと・人生

谷口ひとみ「定本エリノア」~「醜さ」との付き合い方があるのだとしたら

佐渡島さんのツイートで興味を持ち、復刊ドットコムで「定本エリノア」を注文した。1966年の週刊少女フレンドに掲載された、50ページ弱のとても短い作品だ。谷口ひとみは、デビュー作のこの「エリノア」だけを残して自死。彼女が高校2年生の時のことだ...
読書・文学

「バベットの晩餐会」/年をとる、がこんなに素敵なことだなんて

「バベットの晩餐会」を20数年ぶりにみた。「バベットの晩餐会」は1987年に制作されたデンマークの映画。その年のアカデミー賞最優秀外国語映画賞を受賞した。デンマークの片田舎に暮らすメイドのバベットは、ある日宝くじで大金を手にする。革命によっ...
考えごと・人生

人生はカードゲームに似ているけど違うって話。

私は前職でモバイルゲームアプリを作っている部門にいて、自社他社問わず売上ランキング上位のゲームを片っ端からプレイしていた時期があった。時代はカードゲーム全盛期。とにかく毎日、ものすごい数のカードゲームをプレイした。カードゲームでは、各カード...
食・店

【シブレス#04】コックマン(ビストロ/渋谷道玄坂)/猫の皮を被った男は嫌いじゃない

エンジニアというのは不思議な人種だ。チャットツール上ではいつも饒舌なのに、面と向かって話そうとすると、とたんに無口になる。店に向かうまでの道中、ナカヤマの顔をちらと盗み見ると困惑しているようにみえる。きっと女慣れしてないからだ、自分に興味が...
食・店

【シブレス#03】「えん」(和食/渋谷駅東口)/付き合いたい女、やりたい女、結婚したい女、話が聞ける女

トオルには今、3人女がいるのだという。えいこ。同じ職場の同期の女。ミスキャンパスの最終候補に残ったこともあるルックスで、彼女を知る誰もが「え、えいこと付き合ってるの、羨ましい」というレベル。ただ体の相性は最悪、付き合って2か月にしてもうセッ...
食・店

【シブレス#02】「神南軒」(ダイニングバー/渋谷公園通り)/世の中には2種類の男がいる。「草食」な男と「肉食」な男。

世の中には2種類の男がいる。「草食」な男と「肉食」な男。「草食」というのはたとえば目の前で女性が酔いつぶれ、無防備な姿を晒していたとして、戸惑う男だ。スカートの奥がはだけてたとしたら、何かかけてやりたいと思う。半開きの唇はそっと指先で閉じて...
食・店

【シブレス#01】麗郷(台湾料理/渋谷道玄坂)/男の「手」に欲情することが多い

男の「手」に欲情することが多い。その手で体に触れられた時、自分はどう感じるだろう、と想像する。たとえば骨がゴツゴツとして、皮膚の感触もざらついていて、爪は大きめでいびつな正方形。服はできれば荒々しく、剝ぎ取られるような形で脱がされたい、だけ...
考えごと・人生

誰かの夢に泣いたことがあるか。

五十嵐カノア選手が、2017年サーフィンQS10,000 USオープンという、世界的に有名なコンテストで優勝した。この優勝がどれだけの人の「夢」だったかを、書き留めておこうと思う。まず五十嵐カノア選手の父親、ツトムさんは日本で生まれ育った元...
読書・文学

前田裕二「人生の勝算」/人生のコンパスを持つ大切さ

仕事の関係でアメリカにきている。そして先週、週末を利用して、セドナという街に旅行した。セドナまでは片道8時間。滞在できたのは24時間ちょっと。シカゴからなら、たとえばニューヨークへは3時間。アクセスもいいし、見どころもたくさんある。どうせ行...