コラム

読書・文学

フルニエ「グラン•モーヌ(モーヌの大将)」(1913)フランス文学史上、2番目に読まれた本

世界中でもっとも翻訳されたフランスの小説はサン=デグジュペリの「星の王子様」、そして2番目に翻訳された本がこのフルニエ作「グラン・モーヌ」だと言う。(年にフランスの新聞社「ル・モンド」紙が行った「どの本があなたの記憶に残っていますか?」を問...
読書・文学

渡辺京二「逝きし世の面影」ジャレド・ダイヤモンド「昨日までの世界」/社会はいかに変わることができるか

「逝きし世の面影」は19世紀から20世紀初頭にかけて日本を訪れた外国人達が日本についてどのように言及しているか、の膨大な記録を著者が編纂し、考察した本だ。本編だけで577ページもあり、初めて手にした時、その分厚さと重さにびっくりだった。更に...
読書・文学

40/100 レヴィ=ストロース「野生の思考」/if もしもがない世界

すべての人間において平等なルール、それはいつか死ぬこと、人生の後戻りはできないこと。十分理解しているのに、それでも時々、if もしもを考えてしまうことがある。大学を途中で変わったこと、離婚したこと、そして安定した大きな会社を辞める決断をした...
考えごと・人生

コロナ以前、コロナ以後①

2020年1月上旬 ・1月の末に引っ越し、そして2月の頭に転職を控え、希望に満ち溢れた年。早めに仕事を引き継げたなら、休みでもとってどこか温泉でも行きたいと思っていたのだけど、結果、そんなに引き継ぎがスムーズに行かず諦める。ただ3月にタイに...
日記

公開振り返り兼ライフログ(202002)

◆印象に残った出来事・念願の転職。仕事内容はまさにやりたかったこと、そして何より働いている人ひとりひとりがとても尊敬できる人たちで、それが何よりよかった。本業はそこそこ、残りのエネルギーを複業に突っ込んでたここ1年だったのだけど、やることが...
考えごと・人生

相鉄都心直通記念ムービーに触発された「エモい」の話

相鉄線が都心まで直通運転を開始する。そのPRのために作られた動画にどはまりし、存在を知ってからかれこれ数時間、仕事の合間の息抜きと自分に言い訳をしながら何度もみている。 特に最初の3回は嗚咽しながらみていて、自分でも唖然とした。何故こんなに...
考えごと・人生

私は絶対に「それ」をしない

2019年11月26日、スマートフォンの通知が騒がしく、何事だと確認したところ、とある書籍に私のツイートが掲載されている、無断掲載ではないのか?という第三者の方からの連絡が多数きていた。最初はあまり重大に捉えてはいなかった。まあページの片隅...
映画・ドラマ

いい料理とコンテンツ、その共通点、それは~「第三夫人と髪飾り」感想(ネタバレあり)

先日彼と少々イマイチなイタリアンを食べた。美味しいか美味しくないか、でいうとそれは十分に美味しい。たとえば枝豆のフラン、風味はあるし舌触りも悪くない。ただ何口食べても印象が変わらない。メインのパスタについては「家でも食べられる味」というのが...

心細しその朝

その晩、天気は大荒れで、フライトは遅延。深夜1時に空港に着いたものの、ホテルへのバスは出た後。最初は夜が明けるまで空港にいるつもりだったけど、あまりにも朝は遠く、人気のない空港は心細い。そこで恐る恐るUberを開く。空港から目的地のセドナま...
子育て

「好きじゃない」×「意味はある」

ここ数日、SNSのタイムラインを賑わせた国連の温暖化対策サミット。中でもスピーチをしたグレタさんに対しては普段政治的な話題とは無縁な人も一言物申したりしている。グレタさん演説全文 「裏切るなら絶対に許さない」涙の訴え | NHKニュース国連...