エッセイ

映画・ドラマ

映画「ノスタルジア」と「好きな人が好き」なもの

誰かのことを「好き」な延長で、その人が好きなものに興味を持ち、手に取ることがある。最近だとそれは、荒木陽子さん。彼女を知ってからというもののいつも頭の片隅に彼女がいて、時間があれば彼女のエッセイを読み返し、言及されているものを手にとってみる...
映画・ドラマ

映画「パリのアメリカ人」と私が本当に好きなもの

最近自分の「好き」を深掘りする中で・私が本当に好きなもの・「好き」だと「好きな人たち」と話が合うものの2種類あるということに気が付いた。たとえば「エヴァンゲリオン」は後者。よく考えると友人たちとの「エヴァ」の話題についていきたいが故に嗜んで...
読書・文学

41/100 伊集院静「大人の流儀」/人には、本当に、それぞれの事情

「赤信号を渡ってはいけない」そんな聞き慣れた言葉でさえも、たとえば近親者を事故で亡くした方が言葉にすると、重みは違う。伊集院静「大人の流儀」でいちばん印象に残ったのは、白血病で亡くなった彼の妻、夏目雅子が亡くなった日のことを綴った一節だ。「...
読書・文学

10/100 江國香織著「いくつもの週末」/いつも週末だったら、私たちは木端微塵

4月から休業していた渋谷西武が5月23日から営業を再開すると言う嬉しいニュース。どんどんと私の好きな日常が戻ってくる。 自分にとって「食」がマストなのは知っていたけど、買い物に恋い焦がれるとは意外だった。いつも履いているバレエシューズは連日...
映画・ドラマ

いい料理とコンテンツ、その共通点、それは~「第三夫人と髪飾り」感想(ネタバレあり)

先日彼と少々イマイチなイタリアンを食べた。美味しいか美味しくないか、でいうとそれは十分に美味しい。たとえば枝豆のフラン、風味はあるし舌触りも悪くない。ただ何口食べても印象が変わらない。メインのパスタについては「家でも食べられる味」というのが...

心細しその朝

その晩、天気は大荒れで、フライトは遅延。深夜1時に空港に着いたものの、ホテルへのバスは出た後。最初は夜が明けるまで空港にいるつもりだったけど、あまりにも朝は遠く、人気のない空港は心細い。そこで恐る恐るUberを開く。空港から目的地のセドナま...
子育て

「好きじゃない」×「意味はある」

ここ数日、SNSのタイムラインを賑わせた国連の温暖化対策サミット。中でもスピーチをしたグレタさんに対しては普段政治的な話題とは無縁な人も一言物申したりしている。グレタさん演説全文 「裏切るなら絶対に許さない」涙の訴え | NHKニュース国連...
子育て

鼓舞の舞

子の成長に驚かされることは本当に多いのだけど、つい最近ピカイチだったことといえば「パプリカ」だ。22時をすぎてもなかなか寝ない1歳の娘。しょうがないもうひと遊びするかと口ずさんだのがパプリカだった。パプリカ 花が 咲いたらすると娘はするする...
子育て

42歳、母、フジロック

その日、東京はうだるような暑さ。ただし身にまとうは撥水性のタイツ、雨を通さないインナーに上質のポンチョ。2019年7月27日、1歳の子と夫を置いて、豪雨が予想されたフジロックフェスティバルに、42歳の私は単身で向かった。***身の上話をしよ...
子育て

誰かの幸せを願える幸せ

夏風邪で体調を崩していた娘が、2日振りに保育園へ登園。体調を崩した日の保育園からの連絡ノートには、娘がクラスメイトの男の子から誘われ、手を繋いで楽しそうにしていた、と書いてあった。うちの娘と手をつなぎたかった男の子がいることが嬉しくて、そし...