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makicoo — essays 2017–2026

池尻雑記: 東山ミートというセレンディピティ

2026-01-22 / 街・場所 / 日記・池尻大橋・池尻雑記

年末に見つけたバイオリン教室がある。通うことにした理由はいくつかあるのだけれど、そのひとつが、近所に東山ミートがあることだった。

東山ミートは知る人ぞ知る肉屋さん。数年通っているピアノの先生に池尻方面に引っ越すと伝えた際に、ああ、あそこにはいいお肉屋さんがあるのよね、と言った。場所を聞くと、どう考えても肉屋があるような場所には思えず、ただ調べると確かにそこには肉屋さんがあった。
そしてある日訪れて、品揃えをみて驚いた。その日は100g4000円を超える和牛サーロインが、大きな塊で陳列されていた。

初めて行った日は挽肉を買った。すると確かにスーパーの挽肉とは全く違い、旨みがすごい。が、悲しいかな、普段の行動範囲からは外れていて、なかなか東山ミートに美味しいお肉を求めて定期的に行く、という行動変容までには至れなかった。

ところが年が明けて、通い始めたバイオリン教室。レッスンが終わったら東山ミートによることが習慣になった。
先日は挽肉と、初めてベーコンを買った。ベーコンを買うことにしたのは気まぐれで、買った後にこれで何を作ろうかと考えた。家に帰ると、朝ごはんがまだだった子のために、まずはベーコンエッグに。やはりとびっきり美味しい味がする。食べながら色々なアイディアが浮かんでは消えていき、最終的には来週、自分が在宅勤務の際のランチにカルボナーラを作ろうと思いたった。

美味しい食材はこんなにも私の日常を彩るんだなあと思う。そしてレッスンが終わって一息してからのセレンディピティ、それを味わいながら考える次のメニュー、一連の思考がとてもハッピーだった。

次のバイオリンレッスンは2月。その時にはどんなセレンディピティがあるのか今からとても楽しみだ。

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