makicoo

makicoo — essays 2017–2026

タイプロ感想:初めての推し活、そして喪失(8)

2025-01-13 / 推し活・エンタメ

年末のタイプロは4次審査の結果発表だった。3次審査に比べると波乱は少なかったように感じた。
番組の編集意図が前回よりも明確で、誰を通して、誰を通さないのかが分かりやすかったからだと思う。それでも、私のように応援していた候補者が落選してしまった場合、「なぜ?」という気持ちがどうしても湧き上がる。

ダンスが得意な人、歌が得意な人が必ずしも通るわけじゃない。もちろん、ある程度の素養は求められるけど、今後のポテンシャルを秘めている場合は話が別。ほかにも様々な選考基準があることは理解しているつもりだけど、私のように、元々timeleszのファンではなく、候補者のファンになってから番組を見始めると戸惑うことが多い。そして、「推し」が脱落してしまうと、番組やグループに対して複雑な感情を抱えたまま、番組の感想を目にするたびに心がチクリと痛む。

昨日、タイプロと同時期に始まったちゃんみなプロデュースのオーディション番組「No No Girls」(ノノガ)の最終審査発表が行われた。ノノガはタイプロと比べて、落選理由の説明や「番組の推し」が明確な構成であったこともあり、大きな混乱は見られなかったように感じた。
それでも、推しが落ちた人は、程度の差こそあれ、番組とプロデュースしたちゃんみなに対して複雑な感情を抱くことになったように思う。

そんな中、ノノガで今回脱落した人に対する感想で、以下のような意見に目が留まった。

この意見を読んで改めて考えると、タイプロで現在残っていて運営メンバーからも気に入られている大人気の篠塚くんと栗田くんは、キャラクターが重複しているかもしれない。そして年齢やフレッシュさを考慮すると、篠塚くんの方が無難な選択というのはよく分かる。重ねて、元々ジュニアが合流するという前提のオーディションだった。STARTOの色が強い栗田くんは、ジュニアで合流するメンバーともキャラクターが被ることも予想された。更に彼を残すと、古くからのファンもいて、落としたインパクトが大きくなることが予想される。

だから、あの段階で落選という判断になった。

実際のところはどうだったのかは、運営と、グループのメンバーにしか分からない。ただノノガに対する上記のポストをみて、少し、自分の中でのタイプロに対する違和感が整理できた。

ただ、それでも、やっぱり…。

栗田くんのSTARTOへの愛情と、そしてtimeleszへの愛に触れるたびに、「どうして?」という気持ちは今後も消えないかもしれない。もし何かの歯車が一つでも違っていたら、栗田とtimeleszの未来が重なっていたのではないかと考えてしまう。もしジュニアの合流がないということがもっと早くに決まっていたら。もし篠塚くんが元々関西ジュニアに応募していたら…。

他の先に進まなかった候補者がオーディションに出たことを糧に未来の自分の活動に生かしている中、毎回番組をみては感想でタイプロを応援する栗田くんをみかけるたびに、重ならなかった現実に対する、やりきれない思いは、未だに捨てられないのだった。

note原文トップへ